教員の茶髪は可?それともNG?
2014/09/02
前回のネイルの次は茶髪だ。
これも時代とともに社会に受け入れられつつあるファッションの1つであろう。
私の働いていた中学校では、髪の色もネイル同様、特に規定は無かった。
同年代の女性と比べてもどちらかと言うと暗めの茶髪だった私は、
カラーリングした髪を特に暗く染め直すことなく勤務初日を迎えた。
一般的にみても明るい部類ではなかったし、職員室で浮くほどではなかった。
しかし、一般と比べれば暗めのトーンの私でも、
同僚の中では1番目か2番目くらいに明るかった。
黒髪率が高く、カラーリングしている教員もかなり抑えたトーンだ。
規則は無いはずなので、若い教員達も周りに合わせるなどして
自主的にそうしているのだろう。
もしかしたら、校長や教頭、学年主任の指導があるのかもしれないが。
個人的には、教員は民間企業に勤める同年代よりも、
少し地味なくらいでちょうど良いと思う。
生徒達もおしゃれをしたい中で校則を守っているのだし、
教員は守るように指導する立場だ。
生徒と同じにしろとは言わないが、生徒から
余計なツッコミをされる隙を作ると、自分の首を絞めることになる。
そして、保護者の目も意識して欲しいところだ。保護者の立場からすれば、
我が子の担任が派手な身なりをしているだけで、
「今年一年、この先生のクラスで大丈夫かしら」と、
要らぬ心配をすることになる。
ただでさえ若い教員は頼りなく見えてしまいがちなので、
不安要素を増やさないに越したことはない。
つまらないことで保護者からのチェックが厳しくなると、
学級運営もしづらくなるだろう。
そして、我が子を預ける保護者に、
少しでも安心感を与える思いやりを持って欲しいと思う。