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教員の喜びとは何か | 教員の転職あるある

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教員の喜びとは何か

      2015/05/25

 

 

生徒の成長を感じた時、授業が上手く出来た時。

 

教員をやっていて喜びを感じる瞬間はたくさんあるが、

私が最初に感じた喜びは、生徒に受け入れられた時の安堵感に近いものだった。

 

私は、その年初任者研修を受ける先生のフォロー役として、

公立中学校に臨時採用された。

 

初任者とは言っても、臨時採用教員として数年間のキャリアのある先生で、

頼り甲斐のある先生だった。

 

先生が打ち合わせの時に良く言っていた言葉は

「まだ人間関係ができていないと思うので…」だった。

 

どうやら、生徒に注意をする場合などは、

人間関係が出来ていないと難しいということらしい。

 

私はこの意味を良く理解出来なかった。

 

教育実習の間は指導教員が一緒にいることが多く、

実習生が生徒に注意しなければならない場面は少なかった。

 

それにたった数年とは言え、

高校生はやはり中学生よりもかなり大人なのだ。

 

教育実習の時は、むしろ生徒達の方が

私を緊張させないように気を遣ってくれていた。

 

しかし、曲がりなりにも教員という立場で、

しかも中学生に接するのは、大分勝手が違った。

 

明るく話し掛けてくれる子もたくさんいたが、

なんとなく斜に構えているのだ。

 

 

授業中ちょっとミスをしようものなら(もしかしたらちょっとじゃなかったのかも…)、

教室のあちこちから嘲笑が聞こえてくる。

 

具体的に嫌なことをされるわけではないのだが、

自分が仲間として受け入れられていないことは、毎日痛いほど感じていた。

 

最初のうちは本当に辛かった。

 

朝学校に行きたくなくて泣いたことまである。

 

早く任期が終わらないかなと思ったりもしたが、

学ぶためにこの話を引き受けたことを思い出した。

 

そして、この頃の自分に戻って、

生徒達がどんな気持ちで私に接しているか考えてみた。

 

 

この時期の子ども達は、人間関係が怖いのだ。

 

嫌われたり拒絶されるのが怖いから、

良く解らない人間に簡単に好意を示したり出来ないのだ。

 

 

そしてまず始めたのは、授業中の机間巡視の際、

指導するだけでなくコミュニケーションを取ることだった。

 

生徒は初めこそびっくりするが、きちんと答えてくれる。

 

それに近くの席の生徒が乗っかってきて、また会話が生まれる。

 

これを繰り返していたら、

生徒の方から冗談を言って教室を和ませてくれるようになった。

 

少しずつ生徒達に受け入れられて、学校に行くのが楽しくなった。

 

何より、話せるようになった生徒も私と同じようにほっとしていることに気付いた時、

勇気を出して関係を築けたことに、大きな喜びを感じた。

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