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著作権侵害?教員の作る教材について

      2015/06/20

授業中や宿題で、先生のお手製プリントを使った記憶がある方も多いことだろう。こうしたプリントに、教員が書籍等からグラフや挿し絵を切り貼りしたものを掲載する場合が良くある。余りにありふれたことだが、良く良く考えてみたら、このような行為は著作権侵害にあたらないのだろうか。
本来、書籍などから切り貼りしてプリントを作る行為には、複製権(法第21条)が働く。しかし、著作権法第35条第1項の規定により、学校その他教育機関において教育を担任する者とその授業を受ける者は、その授業の過程における使用に供することを目的として必要と認められる限度で、公表された著作物を複製することができることになっている。
ここで言う教育機関とは、小学校、中学校、高等学校、大学、高等専門学校、専修学校、各種学校のほか、公民館などの社会教育施設、教育センターなどの教員研修施設、職業訓練所などの職業訓練施設などであり、組織的・継続的教育機能を営む機関を指す。
教育機関の中でも営利を目的として設置されているものは除外されるため、私人の経営する 備校や塾、究極的には事業体の利益につながる会社等の職員研修施設などは該当しない。
また、「教育を担任する者」とは、実際に授業を行う者でなければならない。つまり、例えば教育委員会がまとめてプリントを作成し、管下の学校に配布するようなことはできないのだ。
「授業の過程」には教科・科目の授業だけではなく学校行事やクラブ活動など特別活動も含まれる。
児童生徒が複製を行う際にも、全く自由に好きなように使えるわけではなく、授業のために必要な限度で許されていることや、著作者の権利を尊重する重要性についても指導する必要がある。 最近ではネット上で誰でも発信する側になれるので、こうしたことから著作権について考えるのは、子ども達にとっても良い機会になるだろう。

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