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魅力のある教員 | 教員の転職あるある

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魅力のある教員

      2015/06/21

児童や生徒にとって、保護者にとって、また、同じ教員にとって。魅力のある教員とはどんな人だろうと考えた時に、真っ先に勤務していた中学校の校長を思い出す。
以前お話したが、この校長は、私が中学生の頃、通っていた中学校で他の学年を担任していた。とても明るく、担任するクラスはいつも楽しそうで仲が良かった。私が中学三年生の頃、7つ離れた姉が教育実習で私の通う中学に来たのだが、姉を指導してくれたのもこの先生だった。
勤務中、職員室で男性教員の何人かが、ある生徒について話していた。
「いやぁ、あいつはどうしようもないね。」
「全く人の話聞かないんだもん。」
当時フリーで人材派遣業をしていた私は、かなり白けた気持ちでこの話をしていた。民間企業だったら、自分が指導すべき対象がどんなにどうしようもなくても、諦めず指導して育てなければならないし、ミスしたら代わりに謝ることだって当たり前だ。教師ってお気楽ね、と、かなり上から目線だった。
そこへ校長がやってきた。
「俺だって教師生活長いからさ、気持ちは解るよ。どうしようもない生徒もいるかもしれない。けど、そんな奴も含めて立派にしてやるのが俺達の仕事だろう。どうしようもない奴だと生徒のせいにしてしまえば簡単かもしれない。でもそれは、自分のすべきことや責任から逃げたことになるんじゃないか。」
男性教員たちは沈黙である。私は校長の言葉に大いに賛成だったが、棚に上がったつもりでいた自分を、とても恥ずかしく思った。
姉にこの話をすると、
「先生らしい話ね。昔から熱かったよ。」
と笑っていた。姉が今でも教員を続けているのは、この校長が指導教員だったことも理由のひとつかもしれない。

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