教員同士の恋愛は難しい?
2015/01/07
職場の同僚同士が結婚することになると、
皆が祝福する。しかし、付き合っている間は隠すと言う人も多いようだ。
周りを見ていても、職種に関係なく、
同僚やお客さんと恋愛関係になった場合、
恋愛中は周りにはばれないようにして、
結婚が決まってから報告したという人が多い。
大概はなんとなく周囲も察していたり、信頼できる人にだけは
話していたりするのだが、自分達からおおっぴらにしない限り、
周りも大人の対応をしてくれるようだ。
中にはオープンな交際をしていて、
周りに応援されるカップルも存在する。
では、教員の場合はどうだろうか?
子ども相手の仕事である分、恋愛中と結婚が決まってからの
周りの反応の格差が、一般企業に勤める人より大きそうだ。
前にも話したかもしれないが、私が通っていた中学校で、
教員同士が結婚した。交際中も生徒は皆知っていたが、
冷やかされたりネタにされたりするくらいで、
悪く言われることはなかった。
結婚が決まった時も、皆とても喜んでいた。
全部が全部このように平和に行けば良いが、
実際は難しいこともあるようだ。
まず、恋愛関係になったからと言って
必ずしも結婚するわけではない。
教員同士が恋人関係にある間は祝福していても、
付き合ったり別れたりを繰り返しては、
さすがに生徒にも悪影響だろう。
そして結婚することになった場合、
公立の教員なら次年度からは
どちらかが異動になることが多いようだ。
入籍が決まった時点で報告し、
3月に入籍して4月から別の学校へ、というケースも多いらしい。
私立の場合は、その学校に雇われているので
異動することはない。
この場合は、どちらも今までどおり働き続けるか、
女性の方が退職することもあるようだ。
周りに迷惑を掛けることのないよう、いろいろと気を遣うようだ。